鍼灸

鍼灸が効く ということ

今日いらした方との施術中のお話

その方は 鍼の効果がよく出たので 嬉しくて

そのことをお伝えしたところ

「鍼が効く人と効かない人の違いはなんですか?」

と、聞いてくださいました

もちろん、いろいろな要因があるのですが

今回は私が感じていることをお話ししようと思います

私が毎日のように鍼やお灸を使って 来てくださる方々と向き合う中で、

〝感受性〟

というものを感じます

それは、ほぼイコール 〝効果〟です

施術所者の意図する効果が鍼やお灸を通して伝わること

これは鍼灸師ができることのひとつです

感受性の高い方は

鍼を打った瞬間、スゥーッと身体が変化します

それを自覚してくださる方もいらっしゃるくらいです

それは 鍼灸師として とても嬉しく楽しい瞬間です

それで私が今日、思ったのは

鍼灸で効果が出る感受性の高さ

とは

風が気持ちいいと感じること

や、

空にかかる虹に気づいて心踊ること

や、

川の近くで水音に気づくこと

に、似ているなぁということです

忙しかったり他ごとが気になっていたら

気づかないこともあるでしょう

それに気づく時、

心がそちらに開かれている

ということだと私は思います

鍼やお灸の効果は

その人の心が開かれ、

自身の身体の現状や変化に気づくことで発揮されるのではないかと思います

しかし心というものは開こうと思って開けるものではありません

安心

信頼

納得

こういったものが心を開くために必要だと思います

たくさんのことを感じていただける施術でありたいと思います

そして気づきや変化を通じて、身体にも心にもよい影響がありますように

多くのことを学ばせてもらえるこの仕事が私は大好きです

いつも本当にありがとうございます(*´꒳`*)

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